事前認定の結果に対して異議申立を検討し、交渉した事例

後遺障害等級
14級
傷病名
頚部挫傷、腰部挫傷
保険会社提示額
201万円
最終獲得額
350万円

ご相談内容

被害者 60代主婦
部位 首、腰
傷病名 頚部挫傷、腰部挫傷
後遺障害等級 14級
獲得金額 350万円

自動車の後部座席に同乗中、事故に遭われました。

事前認定で14級となり、相手方保険会社から金額の提示があった後、提示額が妥当であるのかご相談いただきました。

サポートの流れ

項目 サポート前 サポート後 増額幅
後遺障害等級 14級 14級
入通院慰謝料 88 88 0
休業損害 38 93 55
逸失利益 43 55 12
後遺障害慰謝料 32 110 78
その他 0 4 4
合計 201 350 149
単位:万円

後遺障害診断書、事前認定の結果、ご本人の症状をお聞きし、異議申立により12級へ等級が変更される可能性もある事案であることが分かりました。

そこで、12級を獲得するため、医師に追加で検査していただく項目を作成しました。

検査結果を確認したところ、12級獲得は困難であると判断し、14級を前提に交渉を行いました。

解決内容

14級をもとに、主婦としての休業損害、逸失利益、後遺障害慰謝料を裁判基準で請求しました。紛争処理センターへの申立も視野に入れつつ交渉しました。

交渉において納得できる金額の回答があり、結果として、休業損害、後遺障害慰謝料については大幅に増額することができました。

所感(担当弁護士より)

本件では、後遺障害診断書や自覚症状から、神経系統の障害が他覚的に証明されるものとして、14級ではなく12級が認定される余地がありました。

しかしながら、それに必要な神経学的検査が行われていなかったため、弁護士より追加の検査項目を指定させていただきました。

後遺障害の認定基準については不慣れな方も多く、相手方保険会社はもちろんのこと、医師も積極的に全ての検査を行ってくれるわけではありません。後遺障害をよく知る弁護士の目で、認定され得る後遺障害に必要な検査が全て行われているかを見ることが重要です。

本件では、結果として異議申立は行いませんでしたが、時間が経過してからでは検査をしても正確な結果とならないため、早期に弁護士に相談し、必要な検査をしておく必要があります。

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