全損の車両の時価額を交渉し、大幅に増加した事例

後遺障害等級
-
傷病名
頚椎捻挫、腰椎捻挫
保険会社提示額
33万円
最終獲得額
163万円

ご相談内容

被害者 40代自営業
部位 首、腰
傷病名 頚椎捻挫、腰椎捻挫
後遺障害等級
獲得金額 163万円

事故直後にご相談いただき、物損については修理費より時価額が低額なことから時価額を提示されていること、首や腰に痛みがあるとのご相談でした。

物損の見通しや、今後の通院の際の注意点などをお伝えし、その後ご依頼いただきました。

サポートの流れ

項目 サポート前 サポート後 増額幅
後遺障害等級
入通院慰謝料 0 97 97
休業損害
逸失利益
後遺障害慰謝料
その他 0 3 3
物損 33 63 30
合計 33 163 130
単位:万円

受任時は事故直後でまだまだ通院して治療の様子を見ていく必要がありました。

そこで物損について先行して交渉を開始しました。相手方保険会社から物損の資料を取り寄せ、詳細に検討しました。

物損については、車両の修理費または時価額・買替諸費用の低い方の金額まで認められるというのが実務です。今回の車両は中古車価格情報誌レッドブックに記載がなかったため、市場価格を調査して資料とし、保険会社と交渉しました。

その後、治療が終了したため、慰謝料等を算定して人損についての交渉を開始しました。

解決内容

物損については、車両時価額及び買替諸費用で大幅に増額して合意することができました。

怪我についても、当初アドバイスさせていただいた通り、通院の仕方に注意をして通院いただいたため、ほぼこちらの請求通りの慰謝料となったため、交渉にて合意することができました。

所感(担当弁護士より)

本件では事故直後という早い段階からご相談いただきましたので、通院の仕方などをアドバイスさせていただくことができました。

その結果として、保険会社との交渉の段階で十分な金額の提示を受けることができました。物損については、客観的な資料がないと中々増額は難しいものです。

ただ、本件のように保険会社から低額な提案をされる事例もありますので、しっかりと価格を調査することで増額が可能となる場合もあります。

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