局部に頑固な神経症状を残すものとして後遺障害12級13号が認定された事例
- 保険会社提示額
- 交渉前
- 最終獲得額
- 1029万円
ご相談内容
被害者 | 60代会社員 |
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部位 | 腰 |
傷病名 | L1椎体骨折 |
後遺障害等級 | 12級 |
獲得金額 | 1,029万円 |
事故から1年4か月後ご相談いただきました。自転車運転中の事故で、複数個所を骨折されていました。
ご相談まではご本人が相手方保険会社と交渉を続けていましたが、担当者との対応に負担を感じられ、また今後の症状固定および後遺障害の手続に進むにあたって専門的なサポートを受けたいとのことでした。
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
---|---|---|---|
後遺障害等級 | – | 12級 | – |
入通院慰謝料 | 0 | 180 | 180 |
休業損害 | 0 | 239 | 239 |
逸失利益 | 0 | 303 | 303 |
後遺障害慰謝料 | 0 | 275 | 275 |
その他 | 0 | 32 | 32 |
過失相殺 | – | – | 0 |
合計 | 0 | 1029 | 1029 |
単位:万円 |
ご依頼時はまだ通院中でしたので、自己負担された治療費の請求や、休業損害の請求を行いました。
症状固定の時期が決まってからは、後遺障害診断書作成のアドバイスを行い、依頼者の主訴が反映した診断書を作成いただきました。
後遺障害認定後は、相手方保険会社と金額の交渉を行い、ADR手続も検討しながら進めました。
解決内容
休業損害、入通院慰謝料、逸失利益、後遺障害慰謝料の各項目につき、裁判基準で請求を行いました。
相手方保険会社との資料のやりとりを経て、ほぼ請求額に近い金額で解決することが出来ました。
所感(担当弁護士より)
ご相談当初より後遺障害が見込める事案でした。
治療継続中にご依頼いただきましたので、最大限の後遺障害が認定されるようにアドバイスを行い、後遺障害等級を獲得することが出来ました。
後遺障害を前提として、しっかりと裁判基準での計算をして請求を行うことで、依頼者にも納得いただける金額で示談することができました。
本件ではADR申立前に納得のできる回答がありましたが、状況によってはADRや訴訟提起も含めて検討し、依頼者の方にメリット・デメリットをご説明して、最善の方法を用いています。