被害者請求により併合14級が認定され、裁判基準で解決した事例
- 保険会社提示額
- 交渉前
- 最終獲得額
- 397万円
ご相談内容
被害者 | 50代兼業主婦 |
---|---|
部位 | 首、腰 |
傷病名 | 頚椎捻挫、腰椎捻挫 |
後遺障害等級 | 14級 |
獲得金額 | 397万円 |
信号待ち中に玉突き事故に遭い、5か月ほど通院を続けていたが完治せず、保険会社からも治療の終了時期について問い合わせがあったため、弁護士に相談されました。
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
---|---|---|---|
後遺障害等級 | なし | 14級 | – |
入通院慰謝料 | 0 | 99 | 99 |
休業損害 | 0 | 102 | 102 |
逸失利益 | 0 | 84 | 84 |
後遺障害慰謝料 | 0 | 110 | 110 |
その他 | 0 | 2 | 2 |
合計 | 0 | 397 | 397 |
単位:万円 |
通院中にご相談いただき、治療状況や診断書の記載を踏まえ、治療の終了及び後遺障害申請についてご説明しました。
受任後は、相手方保険会社と治療の終了時期について交渉し、後遺障害診断書の作成をサポートし、被害者請求を行いました。その後、損害額を計算し、相手方保険会社と交渉を行いました。
解決内容
後遺障害について併合14級が認定され、損害額の計算を行いました。相談時に兼業主婦にあたることが判明していましたので、兼業主婦として休業損害及び逸失利益を計算し、通院慰謝料及び後遺障害慰謝料については裁判基準で計算、請求を行いました。
兼業主婦であることについては、追加の資料提出を行い、請求額通りの金額で示談することができました。
所感(担当弁護士より)
後遺障害については、診断書作成等をサポートし、スムーズに後遺障害を認定していただいたと思います。専業主婦や兼業主婦の方の場合、休業損害、逸失利益、入通院慰謝料、後遺障害慰謝料が主な争点となってきます。
弁護士に依頼していただくことで、各損害について必要に応じて資料を補充し、交渉に限らない手続も視野に入れながらやり取りすることで、裁判と同等の基準で解決を図ることもできます。本件では請求額の満額での示談をすることができました。